
臍帯血(さいたいけつ)は、へその緒と胎盤に流れている赤ちゃんの血液で、分娩後には不要となって捨てられていたものです。これを処理して細胞を取り出し、半永久的に保存することができます。
白血病では骨髄移植が治療に使われますが、骨髄を提供するドナーの負担が大きく、適合率も低いため、移植ができるのは患者全体の半分程度です。臍帯血移植は同じ効果があり、骨髄より簡単に入手できるので、今や骨髄移植にとってかわりつつあります。
わが国では11ヶ所のバンクが国庫補助金で運営されており、善意で寄付していただいた臍帯血を保存しています。第三者の移植に使われるため、本人には戻ってきません。
生まれてくる子どものために自己負担で臍帯血を保存します。兄弟姉妹や家族のために使うことができる場合があります。